銃乱射事件で9人死亡 容疑者は自殺 米
アメリカ・カリフォルニア州で銃の乱射事件が発生し、少なくとも9人が亡くなりました。
銃を持って、現場へ急行する警察官。26日、アメリカ・カリフォルニア州サンノゼ市で、男が銃を乱射する事件が発生しました。捜査当局によりますと、少なくとも9人が死亡。
サンノゼ市長
「私たちの街にとって恐ろしい日であり、悲惨な日だ」
現場となったのは交通局の車両基地。複数の銃撃音が鳴り響いたため、通報を受けた警察官が現場へ向かうと、撃たれた人たちが建物の中で倒れていたといいます。
NBCなどによりますと、銃を発砲した男は、この車両基地で働く交通局の従業員、サム・カシディ容疑者(57)。警察官らに気づくと、現場で自殺したということです。
また、この乱射事件が起きた頃、およそ16キロ離れた場所にある容疑者の自宅では火災が発生。捜査当局は、家の中に弾薬があったとみています。
男はいったい、どんな人物だったのでしょうか?
容疑者宅近くの住民
「(容疑者は)多くを話さず静かで、私が声をかけてもいつも無視されました」
全米各地で銃撃事件が相次いでいることを受け、バイデン大統領は…
バイデン大統領
「もう十分だ。ただちに行動を起こし、アメリカで銃による暴力がまん延するのを終わらせるよう求める」
声明を発表し、銃規制の強化を目指す考えを示しました。