中国「合法的措置だ」尖閣接続水域に中国船
沖縄県の尖閣諸島の接続水域内で中国海警局の船が過去最長となる112日連続で確認されていることについて、中国政府は3日、「中国の固有の領土で合法的な措置だ」などと正当化しました。
中国海警局の船は尖閣諸島の接続水域内でことし2月13日から4日まで112日連続で確認されていて、去年の111日を上回り過去最長となっています。また領海侵入はことしに入って18件確認されています。
これに対して、中国外務省の報道官は4日、尖閣諸島について「中国の固有の領土であり、周辺海域での巡回と法執行は主権を行使するための合法的な措置だ」と述べ、これまでと同様に独自の主張を繰り返しました。
さらに、日本政府に対し「抑制的な態度で、お互いに向き合い、東シナ海の平和と安定を共同で維持することを求める」と注文をつけています。