×

米・NY州と加州 ほぼ全ての規制解除

2021年6月16日 12:47

アメリカでは新型コロナウイルスにより死者が60万人を超えましたが、ワクチンの普及で感染が落ち着き、ニューヨーク州とカリフォルニア州では15日、ほぼ全ての規制が解除されました。

ニューヨークのクオモ州知事は15日、州内で新型コロナウイルスワクチンを少なくとも1回接種した18歳以上の割合が、70パーセントに達したとして、飲食店などに課してきた社会的距離の確保など、ほぼ全ての規制を解除しました。

1年3か月ぶりとなる規制の全面解除を祝い、州内10か所の夜空に花火が、打ち上げられました。

花火を見た人「ニューヨークが戻ってきた!我々は戻ってきたんだ!」

一方、カリフォルニア州でも規制がほぼ撤廃されました。メジャーリーグのスタジアムでは、観客の人数制限がなくなり、15日は、5万人以上が入る見込みだということです。

スタジアムに来た人「(規制開始から)15か月もこの日を待っていたからワクワクしています」

また、ワクチンの接種完了を条件にマスクの着用義務がなくなりました。

レストランの客「どこに行くにもマスクが必要だったので、ちょっと変わった気分ですがいいですね」

公共交通機関などでは、マスクの着用が求められるということです。