バイデン大統領 地方で接種を呼びかけ
アメリカのバイデン大統領は、「ウイルスからの独立」と位置づける来月4日の独立記念日を前に、地方を訪れて、ワクチン接種を呼びかけ、インドで確認されたデルタ株の危険性も訴えました。
バイデン大統領「7月4日の独立記念日を楽しもう。ウイルスからの独立だ」
バイデン大統領は24日、接種率が比較的低い南部ノースカロライナ州を訪れ、ワクチンの接種を呼びかけました。一方で、デルタ株について、「接種していない人は、極めて危険だ」と警告しました。
バイデン大統領「デルタ株(インド型)は感染しやすく、死に至る可能性があり、特に若い人に危険だ」
大統領は演説後、屋内の会場に集まった人々とマスクなしで触れあい、自らスマートフォンを手に一緒に写真を撮るなど、リラックスした様子も見せました。
この日は、ジル夫人が専門家トップとともに南部フロリダ州を訪れ、同じく接種を呼びかけたほか、ハリス副大統領もオンラインの接種イベントに出席するなど、政権を挙げて、独立記念日を前に接種促進に取り組んでいます。