モスクワに“ドローン攻撃” プーチン大統領「テロ活動の兆候」 ウクライナ側、関与認めず「このような問題は今後、増えるであろう」
ロシアのプーチン大統領はモスクワへのドローン攻撃について、ウクライナによるテロとの見方を示した上で、今後の対応を検討すると述べました。
記者「ドローンが命中したという現場のひとつに来ています。ビルの25階に当たったということですが、黒く焦げた跡が残っています」
モスクワで30日、複数のドローンが飛来し、マンションに激突するなどして2人がケガをしました。
爆発音を聞いた女性「モスクワで起きるとは思わなかった。国境なら、まだ理解できるけど、首都のモスクワで起きると、全く違う気持ち」
ロシア国防省は、ウクライナによるテロとの見方を示した上で、飛来したドローン8機のうち5機を迎撃し、3機を妨害電波で無力化したとしています。
プーチン大統領は「テロ活動の兆候だ」として、今後の対応を検討すると述べました。
プーチン大統領「ロシアの反応を誘発しようとする試みだ。彼ら(ウクライナ)は、こちらに報復させるような挑発をしている。どうするか、これから考える」
今回のドローン攻撃について、ウクライナ側は関与を認めてはいませんが、ウクライナ空軍の広報官は「このような問題は今後、増えるであろう」と述べています。