国連安保理、ガザ地区の学校空爆めぐり緊急会合
およそ100人が死亡したパレスチナ自治区ガザ地区の学校への空爆をめぐり、国連の安全保障理事会が緊急会合を開きました。
今月10日、ガザ地区北部の多くの避難民が集まる学校で、およそ100人が死亡したイスラエル軍による空爆をめぐり、国連安保理は13日、緊急会合を開きました。
パレスチナ・マンスール国連大使「いつ戦争犯罪人に制裁が下されるのか。今こそ制裁の時だ」
パレスチナはこのように述べ、イスラエルに対する制裁を求めたほか、各国からはイスラエルへの非難と一刻も早い停戦を求める声が相次ぎました。
一方、イスラエルは空爆で標的にしたのは、学校そのものではなく、学校内にあるハマスの司令部だとした上で、ハマスの虚偽の主張に耳を傾け、緊急会合が開かれるのは理解できないと反論しました。