国連安保理、インフラなど攻撃の露へ非難相次ぐ 露は反論
国連の安全保障理事会の緊急会合が開かれ、インフラ攻撃などを続けるロシアに非難の声が相次ぎました。
安保理の緊急会合にリモートで出席したウクライナのゼレンスキー大統領は、「停電によって何百万もの人が暖房や水を使えなくなっている状況は、明らかに人道犯罪だ」と訴えました。
アメリカなど各国からは、ロシアへの非難が相次ぎました。
アメリカ国連大使・トーマスグリーンフィールド氏「プーチン大統領がウクライナの人々に計り知れない苦痛を与えるために、冬を武器にしているのは明らかだ」
これに対し、ロシアのネベンジャ国連大使は、「インフラ施設を攻撃するのは、武器が無制限にウクライナに送られ、ウクライナがロシアを打ち負かすと無謀にも訴えているからだ」と反論しました。