キューバで国産ワクチン承認 中南米初
カリブ海の島国・キューバで9日、国産の新型コロナウイルスワクチンが承認されました。中南米諸国で開発・承認された初のワクチンとなります。
ロイター通信によりますと、キューバの医薬品規制当局は9日、国産の新型ウイルスワクチン「アブダラ」の緊急使用を承認したと発表しました。「アブダラ」は3回接種型のワクチンで、新型ウイルスに対し、92.28%の有効性があるとしています。
キューバは中南米諸国の中でも医療水準が高いとされ、キューバ製ワクチンについてはメキシコやジャマイカなどが購入を検討し、イランやベトナムなどが、製造に興味を示しているということです。
AP通信によりますと、「アブダラ」は中南米諸国で開発・承認された初のワクチンだということです。