ドイツ西部で１４日、大雨により家屋が流され、これまでに６人が死亡、３０人が行方不明となっています。

ドイツ西部では、１４日に発生した大雨により、広い地域で洪水が発生し、家屋などに被害がでています。

ロイター通信によりますと、ワインの産地として有名なアールヴァイラー郡では川が氾濫し、堤防が決壊したことにより、３０人が行方不明となっています。また、死者はこれまでに６人確認されています。

一夜あけた街では、車が下敷きになったり、ボンネットが破壊されるなど被害がでているほか、およそ５０人が住宅の屋根に取り残されているということです。

今回の洪水は１０年に１度といわれるほどの規模で、地元当局は１６日まで雨が降り続ける可能性があるとして、警戒を呼びかけています。