NY市立病院 全職員の接種“義務づけ”へ
新型コロナウイルスのデルタ株の感染拡大を受け、アメリカ・ニューヨーク市は、市立病院に勤務するすべての人に原則、ワクチン接種を義務づける方針を明らかにしました。
ニューヨーク市のデブラシオ市長は21日、市が運営する11か所の病院や保健局のすべての職員らに、ワクチンの接種、もしくは週に一度の感染検査を義務づける方針を明らかにしました。来月2日から実施し、守らない場合は出勤停止処分にするとしています。
市内で新型ウイルスのデルタ株による感染が拡大していることを受けた措置で、デブラシオ市長は、職員らに改めてワクチンを接種するよう呼びかけました。
ニューヨーク市立病院には4万人あまりの職員がいますが、ワクチンを接種しているのは60パーセントほどだということです。