中国を訪問中のアメリカ・バイデン政権のシャーマン国務副長官が２６日、王毅外相との会談に臨んでいます。一連の会談で中国側がアメリカの対中政策を批判するなど、激しい応酬がかわされたとみられます。

シャーマン氏は２６日午後、王毅外相との会談に臨んでいます。

また、これに先だってシャーマン氏と会談した謝鋒外務次官は、アメリカの対中政策を変えるよう要求、さらに新型コロナウイルスの起源や台湾、香港などの問題をめぐるアメリカの圧力に「強烈な不満」を表明したと話しています。

会談では温暖化対策や北朝鮮問題での協力についても話し合われたということですが、具体的な一致点などは伝えられておらず、改めて対立の根深さが浮き彫りになっています。