米ワクチン接種者も“マスク着用”指針変更
アメリカのCDC=疾病対策センターはさきほど、新型コロナウイルスのデルタ株の感染拡大を受け、一部の地域では、ワクチンの接種を完了した人でも屋内ではマスクの着用を再開するよう指針を見直しました。
CDCが発表した新たな指針によりますと、感染が拡大していると分類した一部の地域では、ワクチンの接種を完了した人でも屋内でマスクを着用することを推奨するとしています。
また国内全土の学校では、ワクチン接種の有無にかかわらず、マスクの着用を推奨するとしています。
今回の指針の見直しは、接種率が低い南部や中西部を中心にデルタ株の感染が急拡大していることを踏まえた措置で、CDCのワレンスキー所長は、「感染拡大を食い止めるために、できる限りの措置を講じる必要がある」と呼びかけました。
指針の見直しをうけ、バイデン大統領は改めて国民にワクチン接種を強く呼びかけました。