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米大統領「アフガン国軍戦う意思なく崩壊」

2021年8月17日 6:31

アフガニスタンでタリバン主導の政権が誕生する見通しとなったことを受けて、アメリカのバイデン大統領が演説を行い、「撤退の決断は正しかった」と強調しました。

「アメリカの20年にわたる関与は、失敗に終わった」との指摘も出る中で、バイデン大統領は、「戦い続けることはアメリカの国益ではない」と断言しました。

バイデン大統領「アフガンの政治指導者は、諦めて国外に逃れていった。アフガン国軍は戦おうとせずに崩壊した」

バイデン大統領は、「正直に言えば、展開のはやさは予想以上だった」とした上で、「アメリカはあらゆるサポートをアフガン側に提供してきた」「しかし、アフガン国軍に戦う意思がないのであればアメリカ兵が死ぬべきではない」「戦う意思は提供できない」と最終的にアフガン国軍の戦意喪失が、今回の事態を招いたとの認識を示しました。

バイデン大統領「私は間違いを繰り返すことはしない。このまま戦い続けることはアメリカの利益ではない」

バイデン大統領は、今回の撤退について、「トランプ大統領とタリバンの交渉を引き継いだ」と述べ、トランプ政権の撤退判断の流れの上にあったと強調しました。

また今回の事態について、「悲しくは思うが、決断を後悔をすることはない」「決断が批判されることは分かっている」「国民にとって正しい決断だ」とも強調しました。

一方で地元メディアからは、「撤退の決断そのものより、撤退のやり方がまずかった」と指摘する声もあがっています。