“投票制限”バイデン大統領「阻止しよう」
アメリカの一部の州で、黒人や低所得者らの投票制限につながる法律が相次いで成立していることを受け、バイデン大統領は13日、「神聖な投票権の弱体化を阻止しよう」と呼びかけました。
アメリカでは野党・共和党が議会の多数を占める一部の州で、郵便投票の際の身元確認を厳格化するなどして、与党・民主党支持層である黒人や低所得者らの投票制限につながる法律が相次いで成立しています。こうした動きを受け、バイデン大統領は「投票権の弱体化を阻止しよう」と呼びかけました。
バイデン大統領「共和党の友人たちにお願いしたい。私たちの選挙と神聖な投票権を弱体化させる取り組みを阻止するため協力して欲しい」
バイデン大統領は、「これは民主党や共和党の問題ではない」「自由で公正な選挙への最も危険な脅威だ」などと訴え、来年予定されている中間選挙は、「新たな試練に直面することになる」と警告しました。