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タリバン報道官“期限延長は受け入れない”

2021年8月25日 1:44

アフガニスタンで実権を握ったイスラム主義勢力タリバンの報道官は、アメリカ軍の撤退期限が今月末に迫る中、期限の延長は受け入れない考えを示しました。

タリバンの報道官は24日、首都カブールで会見し、全ての外国人の退避は今月末までに完了することを望むとして、撤退期限の延長には同意しないと主張しました。

一方で、国外への退避を求めカブールの空港に押し寄せたアフガニスタンの人々については、何も恐れることなく家に帰るべきだと主張し、アメリカに対してアフガン国民に退避を促さないよう求めました。

また、日本を含めカブールにある各国の大使館員の退避が進んでいますが、報道官は、大使館や国際機関で働く職員らの安全は保証するとしたうえで、業務を再開するよう求めました。