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アフガニスタンから米軍が「撤退」完了

2021年8月31日 6:18

アフガニスタンに駐留するアメリカ軍が31日に撤退期限を迎える中、アメリカ国防総省は、最後の部隊がカブールを出発したと発表しました。ワシントンから中継です。

期限まで24時間を切る中で、国防総省は日本時間31日午前4時半ごろに、最後の部隊がカブールを出発したと発表しました。これにより、20年間にわたるアフガン戦争は終結しました。

急きょ会見を開いたマッケンジー中央軍司令官は、日本時間31日午前4時29分に、アメリカ軍の最後の部隊を乗せた軍用機がカブールの空港を離陸したと発表しました。まもなく、その様子を公開するとしています。

撤退後の状況が見通せない中、アメリカが主催する形で、日本など関係国の外相レベルによる会合も開かれました。この中で茂木外相は、「出国を希望する人々の退避が最優先の課題だ。安全な退避に向け引き続き、各国の連携が重要だ」と強調しました。

一方、ホワイトハウスは撤退後も退避の支援を続けると強調しています。

サキ大統領報道官「来月1日以降、アフガンにアメリカの外交プレゼンス(存在感)はない見通しだが、退避したい人は引き続き支援する」

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