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“元徴用工訴訟”ソウル地裁、損賠請求棄却

2021年9月8日 12:33

韓国でいわゆる元徴用工の遺族が日本製鉄を相手取り損害賠償を求めた裁判で、ソウルの裁判所は原告の訴えを退けました。

この裁判は戦時中、日本で強制的に労働させられたとしていわゆる元徴用工の遺族4人が日本製鉄に対し、損害賠償を求めていたものです。

8日の裁判でソウル中央地裁は原告側の訴えを退けました。元徴用工をめぐる裁判では2018年に日本製鉄や三菱重工業に賠償を命じた最高裁の判決が確定し、現金化に向けた手続きが進められています。

一方で、ソウル中央地裁はことし6月と8月にも、同様の裁判で原告の訴えを退けていて、最高裁と異なる判断が続いています。