「爆発音聞こえ…」危険物扱う化学工場で火災 煙吸うなど6人負傷 イタリア
7日、イタリア・ミラノ近郊にある危険物を扱う化学工場で、火災が発生しました。煙を吸うなどして6人が負傷しました。隣接する会社の従業員は「爆発音が聞こえてすぐに炎が上がった」と話しています。
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現場では、工場から立ちのぼる煙が、あたり一面を覆い尽くしていました。消防隊員が放水する先では、タンクのようなものに炎が迫る様子も。さらに、建物の中からは、爆発音のような音がしていました。
煙に包まれていたのは、イタリア・ミラノ近郊のサン・ジュリアーノ・ミラネーゼにある危険物を扱う化学工場です。
地元メディアによると、大量の化学物質が燃え、周辺の住民は窓を閉めて自宅に待機するよう呼びかけられました。煙を吸うなどして6人が負傷、そのうち1人は重体だということです。
隣接する会社の従業員は「爆発音が聞こえてすぐに炎が上がったので、逃げた」と話しています。爆発が火災のきっかけだったのでしょうか。
今後、詳しい調査が行われる予定です。