日本のEEZ落下は「鉄道機動ミサイル」か
北朝鮮メディアは、「鉄道機動ミサイルシステム」の発射訓練を行ったと報じました。15日、日本のEEZ(=排他的経済水域内)に落下したと推定される弾道ミサイルを指すとみられます。
16日付の労働新聞は、15日、北朝鮮中部の山岳地帯で「鉄道機動ミサイル連隊」の発射訓練を行い、日本海上800キロの水域に設定された目標を正確に打撃したと報じました。15日に日本のEEZ内に落下したと推定される弾道ミサイルを指すとみられ、写真では線路上の列車から発射されているように見えます。
訓練を指導した政治局常務委員の朴正天氏は「国の戦争抑止力の強化において極めて大きな意義を持つ」と実戦導入を評価したということです。
「鉄道機動ミサイル連隊」は今年1月の党大会で示された新たな国防戦略の一環で組織されたと伝えていて、今後も新兵器の開発と配備に向けさらなるミサイル発射に踏み切る可能性もあります。