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露発射訓練めぐり申し入れ 岸防衛相

2021年7月6日 21:54

ロシア海軍が、7日から日本海の海域でミサイル発射訓練を行うことを受け、岸防衛大臣はロシア側に「妥当な配慮」を払うよう、申し入れを行ったことを明らかにしました。

ロシア海軍は7日から9日までの3日間、日本のEEZ(=排他的経済水域)を含む日本海の海域でミサイル発射訓練を実施する予定です。

これを受け、岸防衛大臣は会見で、「外交ルートを通じて、沿岸国である、我が国の権利および義務に妥当な考慮を払うように、ロシア側に申し入れを行った」と明らかにしました。さらに、日本周辺におけるロシア軍の活動が活発化していると指摘した上で、ロシア軍の動向を注視する考えを示しました。

防衛省関係者によりますと、今回、ロシア軍が訓練を行う予定の海域には漁場である「大和堆」も含まれるということです。