カナダを出国した中国の通信機器大手ファーウェイの孟晩舟副会長は、自身のＳＮＳで、「強大な祖国なくして今日の私の自由はなかった」などと投稿しました。

アメリカ司法省との間で司法取引に合意し、カナダから帰国の途についたファーウェイの孟晩舟副会長は、自身のＳＮＳを更新し、拘束後の３年間について「何度も深い淵に落ち、何度も暗い夜に入り、眠ることができなかった」などと振り返りました。

その上で、「強大な祖国なくして今日の私の自由はなかった」と述べ、中国への感謝の言葉をつづりました。

孟氏を乗せた旅客機は日本時間の２５日夜、ファーウェイの本社がある広東省の深セン（「土」へんに「川」）に到着するとみられています。

また、ファーウェイも「孟氏が無事帰国し家族と再会できるよう願っている」との声明を発表しました。