中国「生産者物価指数」過去最大の上げ幅
中国で企業が製品を出荷する際の「生産者物価指数」が、去年の同じ時期に比べて10.7パーセント上昇しました。上げ幅としては過去最大で、石油や石炭など原材料価格の高騰が原因とみられます。
中国の国家統計局によりますと、中国の9月の「生産者物価指数」は、前の年の同じ時期に比べて10.7パーセント上昇しました。
これは統計が公表されるようになった1996年以降、最も大きい上げ幅となります。石油や石炭など原材料価格が高騰したことや、各地の電力制限で素材の生産が滞ったことなどが要因とみられ、中国経済の先行きにも影を落としそうです。