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駐日米大使候補「中国は分断通じ征服狙う」

2021年10月21日 6:51

アメリカの駐日大使に指名されているエマニュエル元大統領首席補佐官が20日、議会の公聴会で「中国は分断を通じた征服を狙っている」と訴え、中国への対応を最優先に日米同盟の強化を図る考えを示しました。

エマニュエル駐日大使候補「私が最優先するのは、共通の課題に立ち向かいながら日米同盟を深めていくことだ。中国は分断を通じた征服を狙っている」

エマニュエル氏は、中国への強い警戒感を示した上で、「アメリカの戦略は、団結による安全保障であり、地域の団結は、日米同盟の上に築かれる」と訴えました。またエマニュエル氏は、日本の防衛費の増額にも、強い期待感を示しました。

エマニュエル駐日大使候補「(防衛費のGDP比)1%から2%への増額は大きな方針転換であり、より大きな役割、より大きな脅威の認識の表れだ」

エマニュエル氏は会場で同席した、中国大使に指名されているバーンズ元国務次官と言葉を交わし、抱き合う姿も見られました。オバマ政権で大統領首席補佐官を務めたエマニュエル氏は、バイデン大統領に近いことでも知られています。

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