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米報道官「我々の台湾政策に変更はない」

2021年10月22日 21:58

アメリカのバイデン大統領は21日、中国が台湾を攻撃した場合、アメリカとして守る責任があるとの考えを示しました。

バイデン大統領は、東部・メリーランド州で開かれた市民との対話集会の中で、司会者から、「もし中国が台湾を攻撃してきたら、アメリカは防衛に向かうか?」と問われ、「そうだ。その責任がある」と応じました。中国が台湾に侵攻した場合には、アメリカとして防衛すると明言したものです。

バイデン大統領は、「中国やロシア、その他の国々も、アメリカは世界史上最も強力な軍隊を持っていると認識している」「中国には、我々が一歩も引かないことを理解してもらいたい」などとも述べています。

一方、ホワイトハウスの報道官は、「我々の台湾政策に変更はない」と釈明した上で、「引き続き台湾による自衛を支援するとともに、いかなる一方的な現状変更の試みにも反対する」としています。