米報道官 アジア歴訪“大統領は行きたい”
アメリカ・ホワイトハウスのサキ報道官は27日、NNNなど一部海外メディアとのオンライン形式の会見を行い、バイデン大統領のアジア歴訪について、「大統領は行きたいと思っている」と述べました。ただ、具体的な時期については言及を避けました。
サキ報道官は会見で、バイデン大統領が28日から、就任後2度目のヨーロッパ訪問に出発することも踏まえ、今後のアジア歴訪について、「大統領は将来的には、行きたいと思っている」と述べました。「近い将来」とも表現したものの、具体的な時期については、言及を避けました。
バイデン大統領は、前日の26日に出席したアメリカとASEAN(=東南アジア諸国連合)のオンライン首脳会議で、「私が現地に赴き、協力を深めたい」と述べ、早期の東南アジア訪問に意欲を示しています。
サキ報道官は、「まずは次の外国訪問だ」と述べ、今回のヨーロッパ訪問以外、決まった外国訪問はない、としています。