FDA ファイザー製5~11歳へ接種承認
ファイザーの新型コロナウイルスワクチンについて、アメリカの規制当局は、5歳から11歳の子どもへの緊急使用を承認しました。
FDA(=食品医薬品局)は29日、ファイザーの新型ウイルスワクチンについて5歳から11歳の子どもへの緊急使用を承認すると発表しました。従来の3分の1の量のワクチンを3週間あけて2回接種するとしています。
ファイザーが5歳から11歳の子どもを対象に行った臨床試験では、発症を防ぐ有効性は90.7パーセントで、重篤な副反応は確認されていないということです。
この承認を受け、CDC(=疾病対策センター)が来月2日に専門家らによる諮問委員会を開き、最終決定を行う予定で、接種が始まれば、アメリカで11歳以下の子どもが打てる初めてのワクチンとなります。