北京で新たな証券取引所が開業 格差解消へ
中国で4か所目となる新たな証券取引所が北京に設立され、15日から取引が始まりました。習近平指導部が目指す格差の解消に向けて、中小企業の資金調達を後押しする狙いがあります。
北京に新たに設立された証券取引所には、81社が上場し、15日朝から取引が始まりました。中国では香港と上海、深セン(「土」へんに「川」)に続き4か所目となります。
投資家「(取引が始まると聞いて)市場の状況を見にきた。今は考え中だ。資金に余裕があれば(投資を)考えてもいい」
習主席はこの取引所を「革新的なサービスを生む中小企業の拠点」と位置付けており、国全体が豊かになる「共同富裕」の実現に向けて中小企業の成長を後押ししていく狙いがありそうです。