“追加接種”18歳以上に大幅引き下げ 仏
感染が再拡大しているフランス。政府は25日、ワクチンの追加接種の対象年齢を、これまでの50歳以上から大幅に引き下げ、18歳以上にすると発表しました。
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760万人以上が感染したフランス。(感染者 761万9656人 死者 11万9758人 米ジョンズ・ホプキンス大 26日午後5時時点)
1日の感染者が3万人を超える日が続くなど、感染が再拡大しています。
フランス ベラン保健相(フランス・パリ、25日)
「この第5波は、この夏の第4波より強く長くなるだろう」
危機感が強まる中、フランス政府は25日、ワクチンの追加接種の対象年齢を拡大すると発表。これまでの50歳以上から大幅に引き下げ、18歳以上にするとしました。
フランスでは、飲食店などを利用する際、ワクチン接種を完了したことなどを証明する必要がありますが、来年1月15日以降は18歳以上の人に対し、追加接種の証明を求めるということです。これは追加接種を実質的に義務付けた形です。
また、PCR検査などの陰性証明の有効期限についても、現在の72時間以内から24時間以内に短縮し、感染拡大を防ぐということです。