仏大統領 65歳以上“追加接種義務付け”
フランスのマクロン大統領は9日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、来月から65歳以上の人が飲食店などを利用する際、ワクチンの追加接種の証明を求めると発表しました。
フランスでは飲食店などを利用する際、ワクチン接種の完了などを証明する必要がありますが、マクロン大統領は、来月15日以降、65歳以上には、追加接種の証明の提示を求めると発表しました。実質的に追加接種を義務付けた形です。
また、これまで65歳以上の高齢者などを対象に行ってきた追加接種も来月から対象を50歳以上に広げると発表しました。
フランスでは、人口のおよそ75%がワクチン接種を完了していますが、1日あたりの新規感染者は増加傾向にあり、マクロン大統領は、ワクチンを接種していないおよそ600万人に対し、接種するよう強く呼びかけています。