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ホンジュラス大統領選“親中派”勝利確実に

2021年12月2日 15:16

台湾と外交関係のある中米ホンジュラスで行われた大統領選挙で、「中国と国交を結ぶ」と主張する候補の勝利が確実となり、就任後、どのような外交政策をとるのか注目されています。

先月28日に行われたホンジュラスの大統領選挙は与党候補が30日、敗北を認め、野党候補のシオマラ・カストロ氏の勝利が確実になりました。

ホンジュラスは台湾と外交関係を結んでいますが、カストロ氏は選挙公約で「中国と国交を結ぶ」と主張していて、今後、台湾と外交関係を断つのか、注目されます。

一方、台湾の蔡英文総統は、「双方の友好が深まることを期待している」と外交関係の維持に期待を寄せています。

台湾と外交関係を結ぶ国は中国の圧力を受けて減少していて、ホンジュラスを含め15か国となっています。