米大統領選 ハリケーンで甚大な被害 ノースカロライナ州から中継
アメリカ大統領選挙は、投票が進んでいます。ハリケーンによる甚大な被害を受けた激戦州のノースカロライナ州から中継です。
ハリケーン「へリーン」による被害が最も大きかったバンコム郡の投票所です。投票所の前では、民主党のボランティアが、最後まで投票を呼びかけています。
ノースカロライナ州では、9月にハリケーン「へリーン」が襲った影響で、投票所のスタッフが集まらず、期日前投票所の一部が閉鎖されるなど、投票率の低下が心配されていました。
ここバンコム郡では、川沿いの地域にはいまだ大量のがれきが積み上げられている状態ですが、5日は被害を受けた投票所など一部場所を移し、当初予定されていた通り80か所の投票所すべてが開いているということです。
投票した人からは、経済やハリケーンの支援について、改善を求める声があがりました。
被災地域の住民
「共和党にいれました。インフレがひどいので」
被災地域の住民
「カマラは全ての人を気にかけくれると思う」
被災地域の住民
「(現政権は)この状況をきちんと見ようとしていません。トランプはより多くのことを助けてくれると思う」
ノースカロライナ州全体では有権者の66%がすでに投票を済ませるなど、7つの激戦州の中では、最も高い投票率となっています。