円相場一時1ドル=144円台に下落 約7か月ぶり
ニューヨーク外国為替市場で円相場が一時、1ドル=144円台に下落し、およそ7か月ぶりの安値となりました。
外国為替市場で円相場は1ドル=144円台に下落し去年11月以来、およそ7か月ぶりとなる円安ドル高水準です。
今月、アメリカの中央銀行にあたるFRB(=連邦準備制度理事会)は、去年3月から継続してきた利上げを11会合ぶりに見送った一方、年内に0.25パーセントの利上げをあと2回実施する可能性を示唆しました。
こうした中、27日に発表されたアメリカの複数の経済指標で景気の堅調さが示されたことで市場では利上げが続くとの観測が高まり日米の金利差を意識した円売り・ドル買いの動きが強まった形です。