アメリカ下院議長に共和党マッカーシー氏を選出 造反続き15回目の投票で…164年ぶりの異例の事態
アメリカの議会下院は7日、野党・共和党のトップマッカーシー氏を下院議長に選出しました。
アメリカの議会下院は、日本時間の7日午後2時半過ぎ、議長選挙の15回目の投票で多数派の野党・共和党のトップ、マッカーシー氏を下院議長に選出しました。
マッカーシー氏の選出には共和党内の保守強硬派議員が反対し、投票で造反を続けていました。しかし、議会運営などに関する造反議員の要求をマッカーシー氏が受け入れたため、マッカーシー氏の支持に回る議員や投票を棄権する議員が出て、最終的に7日未明、15回目の投票で議長選出に必要な過半数の得票に達しました。
議長選挙で10回以上の投票を行うのは、実に164年ぶりの異例の事態となりました。