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「ふるさとや家を失う人たちの心の傷は深いだろう」チョルノービリ原発事故の被ばく者を30年にわたり支援している医師からのメッセージ

2022年5月12日 12:42
「ふるさとや家を失う人たちの心の傷は深いだろう」チョルノービリ原発事故の被ばく者を30年にわたり支援している医師からのメッセージ

ロシアによるウクライナへの侵攻。世界中で1日でも早い解決を求める声が広がる中、様々な立場の方からのメッセージを紹介しています。チョルノービリ原発事故の被ばく者を30年にわたり支援している医師で作家の鎌田實さんからのメッセージです。

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日本チェルノブイリ連帯基金理事長 医師・作家 鎌田實さん「チョルノービリ原発事故は1986年4月26日にあったんですけども、30キロゾーンの人は住めなくなってキーウ郊外に、ふるさとをなくして家を失った人たちの集まりをつくっていました。今回のロシアの侵攻で、その方たちは、また再び、やっと原発事故の後、慣れ親しんだキーウ郊外から、また国外ルーマニアなどに行っているという話を聞いて、ふるさとや家を失う人たちの心の傷は深いだろうなというふうに思って」「やれることはちょっとだけでもやっていこうと思って日本チェルノブイリ連帯基金で支援を開始しています。皆さんもできたら、いろんな形でちょっとひと羽ばたきをして、ウクライナの人たちの悲しみを少しでも薄めてあげていただければと思います」

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