仏の伝統的パン“バゲット”ユネスコ無形文化遺産に マクロン大統領「日常の中で完成された250グラムの魔法」
フランスの伝統的なパン「バゲット」が、ユネスコの無形文化遺産に登録されることが決まりました。
ユネスコ(=国連教育科学文化機関)は先月30日、バゲットを取り巻く文化と職人技術を無形文化遺産に登録すると発表しました。
日本ではフランスパンのひとつとして知られるバゲット。小麦粉、水、塩、酵母のシンプルな原料でつくられますが、職人の腕で違いがでるとされています。
ユネスコのアズレ事務局長はバゲットについて、毎日の食事に欠かせないもので、分かち合いやふれあいに通じるものとしています。
フランスのマクロン大統領も、訪問先のアメリカでバゲットを手渡され決定を祝いました。マクロン大統領はバゲットについて、「日常の中で完成された250グラムの魔法」と表現しています。