×

  • 日テレNEWS NNN
  • 国際
  • プーチン大統領“世界的な食糧危機”欧米諸国がロシアに責任転嫁と批判

プーチン大統領“世界的な食糧危機”欧米諸国がロシアに責任転嫁と批判

2022年6月4日 11:38

ロシアによるウクライナ侵攻から3日で100日をむかえる中、ゼレンスキー大統領は「勝利は我々のものになる」と国民によびかけ、徹底抗戦の構えを強調しました。

ゼレンスキー大統領「我々はすでに100日間、ウクライナを防衛してきた。勝利は我々のものだ。ウクライナと英雄たちに栄光あれ!」

ゼレンスキー大統領が3日に公開した動画はロシアの侵攻直後にキーウにとどまっている事を示した同じ政権メンバーとともに撮影されています。侵攻100日をむかえ、長期戦となる中国民を鼓舞する狙いがあるとみられます。

こうした中、攻防が続く東部ルハンシク州の要衝セベロドネツクについて、ハイダイ州知事は、ロシア側を「2割押し戻した」とのべウクライナ軍が抵抗を続けていると主張しています。

一方、プーチン大統領は、国営メディアのインタビューに答え、世界的な食糧危機をめぐり、欧米諸国がロシアに責任転嫁しようとしていると批判しました。

プーチン大統領「英米などがロシア産肥料に制裁を科しているため(食糧の)状況はさらに悪化するだろう」

また、黒海の港からウクライナの穀物が輸出できなくなっている事について、ロシアは妨害していないとしたうえで、ベラルーシに対する経済制裁を解除すればベラルーシから輸出できると反論しました。