フランスで極右政党を創設 ジャンマリ・ルペン氏が死去 96歳
フランスで極右政党を創設したジャンマリ・ルペン氏が96歳で亡くなりました。
AFP通信によりますと、フランスの元極右指導者、ジャンマリ・ルペン氏が7日、入院先の病院で96歳で亡くなりました。死因は明らかになっていません。
ルペン氏は、現在の「国民連合」の前身にあたる「国民戦線」を1972年に創設しました。
移民排斥などを訴え、差別的な発言が物議を醸す一方、2002年の大統領選挙では決選投票にまで進むなど、極右政党の存在感をフランス内外で高めました。
2011年に党首の座を娘のマリーヌ・ルペン氏に継ぐと、徐々に政治活動からは身を引いていました。
国民連合の党首バルデラ氏は、SNSで、「国民の代表として、常にフランスに奉仕し、そのアイデンティティーと主権を守ってきた」とコメントしています。
最終更新日:2025年1月8日 1:37