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ウクライナ駐日大使「核兵器廃絶」訴え ロシアによる軍事侵攻から5か月

2022年7月26日 21:00
ウクライナ駐日大使「核兵器廃絶」訴え ロシアによる軍事侵攻から5か月

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から5か月。ウクライナのコルスンスキー駐日大使が26日、東京都内で会見し、ロシアによる核の脅威を念頭に核兵器廃絶への想いを強調しました。

コルスンスキー駐日ウクライナ大使は日本記者クラブで会見し、甚大な被害を受けたブチャやハルキウなどの写真を見せながら、現在の状況などを説明しました。

また、ロシアによる核の脅威についても言及し、「核兵器は辞書からだけでなく、実践の場からもなくさなくてはいけない」と主張しました。

その上で、来月1日からアメリカ・ニューヨークで開催されるNPT(=核拡散防止条約)の再検討会議に向けて、日本などと連携して核兵器廃絶のメッセージを発信したいと強調しました。

コルスンスキー駐日大使「核兵器の脅威にさらされた国は世界中でウクライナと日本の2か国だけです。(NPT再検討会議は)核の脅威に関心を向けさせる良い機会であり、私たちは日本に全面的に協力します」

大使はさらに、日本の若者に向けて「ウクライナで起きていることは日本からは遠いかもしれないが、平和の尊さに関心を持ってほしい」とメッセージを送りました。