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日韓関係の改善は急務…両国外務次官、懸案解決に向け“協議継続”で一致

2022年6月8日 18:51
日韓関係の改善は急務…両国外務次官、懸案解決に向け“協議継続”で一致

日本と韓国の外務次官協議が8日、ソウルで行われ、日韓関係の改善は急務だとして懸案の解決に向け協議を続けていくことで一致しました。

韓国を訪問中の森外務次官は8日、韓国の趙賢東(チョ・ヒョンドン)外務第1次官とソウル市内で会談しました。

会談で両次官は日韓関係の改善は急務だとして両国の懸案を早期に解決すべく、スピード感を持って協議していくことで一致しました。

森外務次官は、いわゆる元徴用工問題などの解決の必要性を強調した上で、竹島周辺での韓国の海洋調査船による調査活動について強く抗議しました。

一方、趙次官は、調査は正当な活動だと改めて主張したということです。

また、韓国側の発表によりますと、趙次官は両国の人的交流を再び活性化させることが重要だとして、東京の羽田空港とソウルの金浦空港の航空路線再開などを早急に整備するべく、協議の継続を提案したということです。

今後、朴振(パク・ジン)外相の日本訪問が検討されているほか、今月末にスペインで行われる北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に合わせて、岸田総理大臣と尹大統領の対面での会談が実現するかも焦点です。

■写真
 提供:韓国・外務省

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