アメリカの配車アプリ大手ウーバーのCEOは15日、一般のドライバーが自家用車を使って有料で客を運ぶ「ライドシェア」について、日本で解禁された場合は「もちろん参入する」と明言しました。

ライドシェアは一般のドライバーが自家用車を使って有料で客を運ぶサービスで、アメリカではアプリを使って自分の現在地に車が到着し、目的地まで運んでくれます。

日本でも、全国的なドライバー不足などを受け、導入に向けて検討が進められています。

コスロシャヒCEOは、導入するかは日本の政策立案者が決めることだと前置きした上で、こう述べました。

ウーバー　ダラ・コスロシャヒCEO「ライドシェアが解禁されたら、もちろん参入する」

また、コスロシャヒCEOはタクシー運転手が「17～19時間運転するシフトは持続可能ではない」と話しました。

タクシー運転手の仕事が奪われるのではという懸念に対しては、「サンフランシスコではライドシェアの展開の後、タクシードライバーの収入が20％上がった」と導入の意義を強調しました。