ウクライナ国防省の幹部は3日、東部や南部でロシアに占領されていた一部の地域を解放したとして、反転攻勢の戦果を強調しました。

ウクライナのマリャル国防次官は3日、バフムトで、進軍してきたロシア軍を撃退し、主導権を握るための戦いが続いていると述べました。先週1週間で東部や南部で約37平方キロメートルを解放したと主張しています。

一方、ロシア側はドローンを使って攻撃を続けています。ロイター通信によりますと、北部のスムイで3日、ロシア軍によるドローン攻撃で2人が死亡、19人がケガをしました。

ゼレンスキー大統領「残念だが私たちは、敵を全て撃墜し全ての領土を守ることができる高度な防空システムをまだ保有していない」

ゼレンスキー大統領はこう述べ、防空システムの強化が急務だと強調しました。