米・脚本家らのストライキ収束の見通し 組合が制作会社側と暫定合意
アメリカでストライキを続ける映画やテレビの脚本家らの組合は24日、制作会社側と暫定合意に達し、およそ150日間続いたストは収束する見通しとなりました。
アメリカの脚本家らが加盟する全米脚本家組合は、賃上げや待遇の改善を求め、ことし5月2日からおよそ150日間ストライキを続けてきました。
組合は24日、ネットフリックスやウォルト・ディズニーなどの制作会社側と「暫定合意に達した。今後、最終的な契約を文章にする」と声明を出しました。契約の内容については、26日をめどに行う組合役員らによる投票を経て明らかにするとしていて、脚本家らのストは収束する見通しとなりました。
一方、ハリウッドスターやテレビ司会者ら16万人が加盟する映画俳優組合のストは続いていて、アメリカメディアは、経済損失は日本円で7000億円を超えると伝えています。