役所広司さん「やっと柳楽君に追いついたかな」 独・ヴェンダース監督作品で最優秀男優賞 カンヌ国際映画祭
カンヌ国際映画祭で、役所広司さんが日本人の俳優として19年ぶり2人目となる最優秀男優賞を受賞しました。
カンヌ国際映画祭で27日、ドイツのヴィム・ヴェンダース監督の「PERFECT DAYS」で主演を務めた役所広司さんが、最優秀男優賞を受賞しました。
この映画は、渋谷の公共トイレを舞台に、役所さんが演じる寡黙なトイレの清掃員の日々を描いた作品です。日本人の俳優の受賞は、是枝裕和監督の「誰も知らない」で主演を務めた柳楽優弥さん以来、19年ぶり、2人目です。
役所さんは、監督と共にレッド-カーペットを歩き、授賞式に臨みました。
役所広司さん「スタッフみんなが喜んでくれたので、うれしかったですね。やっと柳楽君に追いついたかなって」
また、是枝監督の最新作「怪物」で脚本を手がけた坂元裕二さんは、脚本賞を受賞しました。