オープンAI “解任”サム・アルトマン氏のCEO復帰で合意
生成AI「チャットGPT」を開発するオープンAIは21日、解任されたサム・アルトマン氏がCEOに復帰することで合意したと明らかにしました。
オープンAIは21日、解任されたサム・アルトマン氏がCEOとして復帰し、セールスフォースの元共同CEO、ブレット・テイラー氏らを新たな取締役とすることで合意に達したと明らかにしました。
アルトマン氏は自身のSNSに、「オープンAIに戻るのを楽しみにしている」と投稿しています。
アルトマン氏をめぐっては、オープンAIの取締役会が17日、退任すると発表し、事実上、解任されました。
アルトマン氏はその後、マイクロソフトに入社することが明らかになりましたが、アメリカメディアによりますと、オープンAIの770人の従業員のうち700人以上が20日、取締役会の総退陣とアルトマン氏の復帰などを求める会社宛ての書簡に署名したと報じられていました。
マイクロソフトのサティア・ナデラCEOは自身のSNSで、アルトマン氏らと話し合い、今回の復帰に同意したと明らかにした上で、「オープンAIの取締役会の刷新に勇気づけられた。強力なパートナーシップを築き上げ、次世代のAIの価値を顧客らに提供していくことを楽しみにしている」などと投稿しました。