韓国大統領 4月26日に「国賓」として訪米へ 同盟70周年祝い
アメリカのバイデン政権は、韓国の尹錫悦大統領を来月26日に国賓としてホワイトハウスに招くと発表しました。
今回の国賓訪問は米韓同盟の70周年を祝うもので、首脳会談のほか、ホワイトハウスでの公式晩さん会などが開かれます。
ジャンピエール大統領報道官は声明で、「両首脳は、確固たる米韓同盟の重要性と強さ、そしてアメリカによる韓国への揺るぎない関与を強調する予定だ」としています。
首脳会談では、核開発やミサイル発射を続ける北朝鮮への対応などが協議される見通しです。
また、バイデン大統領は日本と韓国の最大の懸案である、いわゆる元徴用工をめぐる問題について、韓国政府が解決策を発表したことを改めて評価し、日米韓3か国の協力の重要性を強調するとみられます。
バイデン政権での外国首脳の国賓訪問は、去年12月のフランス・マクロン大統領に続き2人目で、韓国大統領の国賓としての訪米は、2011年の李明博大統領(当時)以来となります。