トルコ大地震、まもなく発生から1か月…被災地の一部で学校が再開
大地震が起きたトルコではまもなく発生から1か月を迎えます。こうした中、被災地の一部では1日、学校が再開されました。
トルコ南部キリス県の小学校では1日、3、4年生から登校を再開し、児童480人のうち半数ほどが元気な姿を見せました。初日は、子どもたちが建物内に入るのを怖がる可能性を考慮して、まずは校庭で活動することから始めました。
4年生の男の子「友達全員が学校に来てくれて、また一緒に遊びたい」
4年生の女の子「(学校が再開されて)良い気分なんだけど、ちょっと怖い。(Q、何が怖いのかな?)地震が起きるかもと思って…」
心のケアも課題で、学校側はスクールカウンセラーを活用する考えです。
校長「(子どもや保護者らを対象に)定期的に講習会を開いて、地震のメカニズムや対処方法を説明してもらおうと思っています」
キリス県では、あわせて36校が壁にヒビが入るなどして使えず、これらの学校に通う生徒らは、別の学校に登校させたということです。
一方、被害が大きかったカフラマンマラシュ県やハタイ県などでは、学校再開は今月下旬になる見通しです。