“露軍即時撤退”など求める決議案全容判明 来週の国連総会で採択目指す
ウクライナ侵攻から1年になるのに合わせて来週開かれる国連総会で採択を目指す、ロシア軍の即時撤退などを求める決議案の全容が判明しました。
国連総会は、ロシアによるウクライナ侵攻から1年になるのに合わせて今月22日から緊急特別会合を開きます。
会合では、各国の代表らが演説を行った上で、ロシア軍に対してウクライナからの「即時、完全、無条件の撤退」を求める決議案の採択を目指します。
15日に各国に配布された決議案の最新版では、インフラ施設や学校、病院などに対する意図的な攻撃を直ちに停止するよう要請しているほか、強制的に連行された子どもを含む民間人の帰還を求めることも盛り込まれています。
さらに、ロシア軍による重大な戦争犯罪については、公正かつ独立した調査と訴追によって責任を追及する必要性を強調しています。
総会決議は、国際社会の総意としての意味を持ち、何か国が賛成するかが焦点です。