イグ・ノーベル賞 日本人研究者が17年連続で受賞 “塩辛さを強く感じる食器”開発に応用
人々を笑わせ、考えさせる業績に贈られる「イグ・ノーベル賞」が発表され、日本人研究者が17年連続で受賞しました。
今年の「イグ・ノーベル賞」を受賞したのは、電気を通した箸やストローを使って味覚を変化させる研究を行った、明治大学の宮下芳明教授と東京大学の中村裕美特任准教授です。2人の研究は、電気による刺激を利用することで、塩分を減らした食品を食べた際に塩辛さを強く感じることができる食器の開発に応用されています。
明治大学・宮下芳明教授「食品の塩味を増すことができることを実証し、健康に寄与する可能性があることを発見しました。『エレキソルト』という名で商品化され、今年発売される予定です」
日本人の受賞は17年連続で、受賞者には通貨としての価値がない10兆ジンバブエドル札などが贈られました。