“封鎖”続く中国・上海 政府は“ゼロコロナ政策”継続へ
厳しいロックダウンが続く中国・上海では、全市民の一斉検査が連日行われています。“ゼロコロナ政策”について、中国政府は「緩めれば200万人の死者が出るとの予測がある」として、継続する考えを示しました。
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厳しいロックダウンが続く中国・上海では長い列ができていました。全市民に行われている新型コロナの一斉検査です。
感染者を見つけるため連日行われていて、感染者は19日も2万人近くになりました。死者も増え続けています。
ロックダウン開始から20日目、NNNの記者の家に、地元政府から食料など3度目となる配給がありました。
記者(中国・上海、20日)
「箱の中には米、これは油ですね」
ロックダウンのさらなる長期化を見据えてか、これまでになかった調味料やトイレットペーパーも入っていました。
“ゼロコロナ政策”について、中国政府が日本など外国企業関係者らとの会談で、「緩めれば200万人の死者が出るとの予測がある」として、当面継続する考えを示しました。