中国政府が各国の新型コロナ水際規制強化に“対抗措置”
中国政府は各国が新型コロナ対策として中国からの入国者への規制を強化していることをうけ対抗措置をとる方針を示しました。
中国政府が今月8日から国民の海外渡航を正常化させる方針をうちだすなか、各国では、中国からの入国者へのウイルス検査や陰性証明の提示など水際規制を強化する動きが相次いでいます。
こうしたなか2日、会見した中国外務省の報道官は「中国だけを対象とする措置は科学的根拠を欠いている」と指摘したうえで「政治的な意図をもって防疫措置を操作することに断固として反対する」と批判しました。
そのうえで「相互主義の原則に基づき相応の措置をとる」とのべました。
ただ、具体的な内容については明らかにしていません。